2004年07月21日

アンクー

交代制の死神というところが、風変わり。

【アンクー】
◆出自◆
フランス、ブルターニュ地方民間伝承
◆性格◆
死神
◆容姿◆
長い白髪に、背が高く痩せこけた姿。
或いは、ぐるぐると回転する頭を持ち、マントを羽織った骸骨。
右手に草刈り鎌、左手にスコップを持つ。
◆解説◆
各教区ごとに存在する死神で、その教区で年の一番初め(或いは前年の一番最後)に死んだ者がアンクーとなる。つまり、任期は1年。
六頭の黒馬が引く馬車に乗り、二人の幽霊を連れて死期の迫った者を迎えに来る。
お供のうち、一人が家の門を開け、一人が死者を馬車に詰め込む。その際、アンクーがドアをノックしたり、泣き叫ぶ声が、家人に聞こえる時もあるという。
posted by わーむうっど at 20:27| Comment(0) | 死霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月11日

ドッペルゲンガー

世界には似たものが三人居る…とも言われるが…。

【ドッペルゲンガー】
◆出自◆
全世界
◆容姿◆
衣服の細部に至るまで、自分と全く同じ容姿
◆解説◆
ドイツ語で「二重に出歩く者」の意。ダブル(二重体)ともいう。
もう一人の自分を見かけたり、出会ってしまう現象で、ドッペルゲンガーを見てしまった人間は遠からず死んでしまう。
全世界的に報告されている現象であり、有名人を列挙するだけでも、ゲーテ、フロイト、シェリィ、エカテリーナ女王、リンカーン、ヘミングウェイなどが、また我が国でも、清少納言や芥川竜之介などが見たらしい。
では何故ドッペルゲンガーが死の予兆であるのか。
それを説明するのにドッペルゲンガーの正体を、何らかの理由で肉体から遊離した「幽体」であるとする説がある。
これには霊魂が複数から成るという考えが元にある。エジプトでは「バー」と「カー」、中国では「魂(コン)」と「魄(ハク)」、西洋では「アストラル体」と「エーテル体」などと呼ばれる概念だ。このうち、それぞれ後者が生きている内に体から抜け出してしまったものがドッペルゲンガーとして認識されるのだという。
◆補足◆
精神医学ではこの現象を「オートスコピー(Autoscopy 自己像幻視)」といい、一種の幻覚だとしている。
幽体にしろ幻覚にしろ、ドッペルゲンガーを見るということ自体が、本人の精神状態に悪影響を与え、結果として狂死してしまう、などはいかにも有り得そうだ。
posted by わーむうっど at 21:43| Comment(0) | 死霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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