2004年07月20日

スレイプニル

今日は北欧神話から、俊足なこの馬に登場いただく。

【スレイプニル】
◆出自◆
北欧神話
◆性格◆
オーディンの愛馬。世界で最も早く、あらゆるところへ行ける。
◆容姿◆
八本足の灰色の馬
◆解説◆
名前の意味は「滑るように走る者」。
牡馬スヴァディルファリとロキの間に生まれ、ロキからオーディンに贈られた。
この結果に至るエピソードでの神々の仕打ちはかなり酷い。以下、簡単にその物語を記す。

神々は争いで崩れた城壁を直す為に一人の建築師を雇うが、その建築師の請求してきた代価というのが女神フレイヤと太陽と月。そこでロキの入れ知恵で、オーディンは城壁を六ヶ月で完成させることが出来れば、と条件をつける。ただで半分まで城壁を作らせようという魂胆で、不可能だと分かった上での提示だった。
しかし、建築師はフレイヤを諦めることが出来ず、馬を手伝わせても良ければ、と申し出る。オーディンは突っぱねるが、ロキがそのくらいのことではたいした影響は無いだろうと諭し、契約が成立する。
ところが、建築師と馬は物凄いスピードで城壁を積み上げてゆき、約束の日までに完成してしまいそうになる。責任を問われたロキは牝馬に変身して建築師の馬を誘惑し、城壁の完成をさまたげた。勿論、建築師は騙されたことに怒って抗議するが、雷神トールのハンマー、ミョルニルで頭を叩き潰され、あえなく殺害されてしまう。

結局殺してしまうなら、何もロキが妨害工作をしなくても良かったような気もするが、それを言ったら駿馬スレイプニルが生まれてこなかったわけで。
もしかしたらスレイプニルの誕生を説明するために、この神話は後付けで作られたのでは無いかと、そんな風にも思えてしまう。
posted by わーむうっど at 21:45| Comment(0) | 幻獣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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