2004年07月19日

テュルフィング

今日は魔剣の代表格とも言える、この剣のことについて。

【テュルフィング】
◆出典◆
北欧、『ヘルヴォールとヘイドレク王のサガ』
◆性質◆
鞘から抜かれる度、必ず一人の男の命を奪う。また、三回邪悪な望みを叶えるが、その後、持ち主に死をもたらす。
◆形状◆
両刃の大剣。柄は黄金。刃は鉄製だが、決して錆びず、鞘から抜くと輝く。
◆解説◆
オーディンの末裔のスヴァルフルラーメ王が二人の黒小人(ドヴェルグ)、ドヴァリンとドゥリンに鍛えさせた剣。
王はこの剣によって幾多の戦いで勝利を得るが、アルングリムという男との一騎討ちの際、剣を奪われ、結局はこの剣によって命を失う。
その後、剣はアルングリムの長男アンガンチュールが引き継ぎ、戦で倒れた彼と共に一旦墓に葬られる。
アンガンチュールの娘、男装の女剣士ヘルヴォールは父の墓からこれを手に入れる。
ヘルヴォールはただ一人、魔剣の呪いから逃れ、故郷に帰って結婚し幸せに暮らすことが出来た。
剣は彼女の二人の息子たちが引き継ぐ。しかし、弟のヘイドレクは剣に魅入られ兄を殺し、敵を切り、敵がいなくなれば味方を切り、周りの者をすべて殺して王になる。
ヘイドレク王はオーディンによって殺されることになるが、その後も魔剣は持ち主を転々としつつ、死と呪をふりまいた。
◆補足◆
マイケル・ムアコックの小説『エルリックサーガ』に出てくる魔剣「ストームブリンガー」のモデルになった剣。
posted by わーむうっど at 23:35| Comment(0) | 魔導具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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