2004年07月10日

アヴァロン島

もうすぐ映画「キング・アーサー」が公開されるので…。

【アヴァロン島】
◆出自◆
アーサー王伝説、妖精伝説
◆性格◆
冥界、妖精の国
◆景観◆
湖と岩に囲まれた美しい島で、強風が吹くことも、雨や雪や雹が降ることも無い。
果樹の植えられた芝生、樹木の茂った窪地、奥行きの深い牧草地等が島を被い、アリマタヤのヨセフによって建てられた小さな教会がある。
◆解説◆
アヴァロンという名はケルト語でりんごを意味する。妖精(アーサーの異父姉モルガン・ル・フェイ)が治める国とも言われる。
『アーサー王の死』の中で、王は頭部に致命傷を負った際「私はこれからアヴァロンの島へ行き、この深い傷をなおさねばならぬのだ」と語り、舟に乗った。
物語の中でアーサー王の死が直接に語られない為、王を「過ぎし日の王にしてまた来るべき日の王」として、その帰還を信じる人々もいた。
アヴァロン島探しも行われ、候補地も幾つかあったようだが、1191年にイギリス南西部にあるグラストンベリーの修道院からアーサー王の墓が見つかったと公表され、教会による御墨付きを得る。アーサー王の名が刻まれた鉛の十字架や、傷痕のある頭蓋骨などが見つかり、小さな町は一躍有名になった。
グラストンベリーの東南には「ザ・トール」(小山の意)と呼ばれる標高160mほどの丘もあり、かつては湿地帯の中の島だったとも言われる。ザ・トールはもともと、先史時代に作られた宗教施設だとか、内部が空洞でドルイドの神殿があったとか、いろいろいわくのある場所であったようだ。
ただ、このグラストンベリーの「発見」は政治的・経済的背景を持つでっちあげだとする向きもあり、真偽は定かでは無い。が、それだけ人々の間でアーサー王という存在が大きかったという証明にはなるだろう。
アーサー王の憩うアヴァロン島とは、伝説を信じる人々にとって夢の島であることは間違い無い。
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posted by わーむうっど at 22:03| Comment(0) | 異界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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