2004年07月08日

飯綱

今日は何となく飯綱について。

【飯綱(イヅナ)】
◆出自◆
日本、北海道、東北〜関東地方
◆性格◆
人に憑く、使役獣
◆容姿◆
体長9〜12cm。イタチに似た小動物。四脚は胴体から互い違いに出ている。手の指は5本で美しい爪がある。耳は人に似る。柔らかな体毛と帚の様な尾を持つ。
◆解説◆
飯綱使いと呼ばれる呪術師に使われ、人に憑く使役獣。飯綱に憑かれた者は過食症になったり、あらぬことを口走ったりするようになるが、その者を川に沈めると飯綱が苦しがって離れるという。
管狐(クダギツネ)とも呼ばれることがあるが、『霊獣雑記』に「近世飯綱の法といいて狐を使う者あり。伝へて聞に、至って小なる狐なりと云へり。いわゆるくだもちおさき使いのたぐひならん」とあるので、もともとは別のものだったのだろう。
飯綱の本尊は「飯綱権現(飯綱大明神)」である。伝説では嘉祥三年(850年)、学問行者が飯綱山(信州北部にある修験道屈指の名山、保食神(ウケモチノカミ)の降臨地とも言われる)で修行中、飯綱権現から飯綱の法を授かったのが始まりという。
◆補足◆
本尊の飯綱権現は、稲荷大明神と並び稲作の守護神とされる。上記飯綱山の他、関東の高尾山にある薬王院にも祭られている。
posted by わーむうっど at 20:56| Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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