2004年08月11日

ヒュドラ

引き続き、多頭型ドラゴンで。

【ヒュドラ】
◆出自◆
ギリシャ神話
◆性質◆
不死身に近い生命力を持つが、知能は動物並み。水場を好み、肉食。夜行性。猛毒を持つ。
◆容姿◆
9本の首を持つ巨大な水蛇、或いは竜。肌は毒性の粘液に被われている。
◆解説◆
名前の意味はギリシャ語の「水蛇」。テュフォーン(台風の語源になった巨人)とエキドナ(半人半蛇の怪物)の子。
ヘラクレスに与えられた12の功業の2番目がヒュドラ退治だ。
ヒュドラはアルゴス近郊のレルネー沼地にあるアミュモネーという泉に棲む。その毒で水場を汚染し、夜に住処を這い出しては、通りかかる旅人や家畜を襲って喰らうので、アルゴスの住民達は大変頭を悩ませていた。
ヒュドラ退治に向かったヘラクレスは、猛毒こそ身に纏う不死身のライオンの毛皮で防ぐことが出来たが、切り落とす度に2本に増える首には手を焼いた。さらに女神ヘラに妨害を命じられた巨大蟹カルキノスがヘラクレスの踵を狙って鋏を振り立ててくる。
ヘラクレスは大蟹を踏みつぶし、ヒュドラの再生する首は切断する傍から切り口を従者のイオラオスに焼かせることでこの試練を乗り切った。
◆補足◆
ヒュドラの、切り落としても再生する首は干拓することが出来ない湿地の象徴だと言われる。
星座では海蛇座に当たる。春に南の空に現れる全天で最も大きな星座(角度にして100度以上の幅)である。
posted by わーむうっど at 21:28| Comment(0) | 幻獣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。